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平成26年度(2014年度)オーストラリア語学研修報告

 以下の文章は,平成26年(2014年)8月に実施したオーストラリア語学研修で,引率職員がウェブページ上で現地から報告した内容をまとめたものです。参考としてご覧ください。(平成26年8月29日)

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【第1~2日目】8月18日(月)~19日(火)

 羽田空港に午後9時に集合し,10時55分発の飛行機で出発しました.途中,シンガポールで飛行機を乗り継ぎ,オーストラリア・パース空港には午後1時(現地時間)に到着しました.日本とは1時間しか時差がありません.長旅ではありましたが,その割には元気な様子でした.

 
 

 そして迎えのバスに乗って空港から学校に向かい,ホストファミリーと感激の対面を果たしました.すでに何度かメールのやりとりをしていた家族もあり,すぐにうち解けたり,ハグしたりする様子も見られました.

 
 
 
 
 



【第3日目】8月20日(水)
 20日(水)から,姉妹校シェントンカレッジでの生活が始まりました.最初は校内(キャンパス)見学でしたが,スタートの前に校長先生から歓迎のご挨拶をいただきました.
 

 「キャンパス見学」と記したのは,こちらの学校は中高一貫校であり,敷地が広く建物はすべて平屋で,その分移動が多いためです.イチカシもかなり大きな学校ですが,体感的にはその3倍以上の広さがあるように感じます.

 見学が終わったら,いよいよ現地の授業に参加します.観光学(Tourism)の授業では,翌日のピクニックに一緒に行く生徒たちから,すてきな招待状をいただき,話が弾んでいました.

 
 

 また,11年生の日本語(選択外国語)の授業にも参加しました.今回の研修で本校生徒をホストしてくれている生徒が多くいるクラスで,本校生徒はさらにリラックスしていました.オーストラリアも,生徒は授業が終わるたびに教室を移動する「教科別教室」で,この日本語の授業は専用の教室で行われます.教室には漢字や日本人形,さらに東日本大震災後にイチカシ生徒が送った感謝状もありました.

 
 
 

 授業の最後に,我々引率教員がシェントンカレッジの生徒に「漢字テスト」をしましたが,とてもよくできていました.オーストラリア人生徒の中には花の「バラ」を漢字(薔薇)で書ける子がおり,拍手喝采を浴びていました.

 本日最後は,オーストラリアンフットボールの特別授業です.ラグビーと同じ形状のボールを使うこの競技は,オーストラリアで一番人気のスポーツです.ボールの投げ方,けり方などを一通り教わり,生徒たちは苦戦しながらも楽しく挑戦していました.こちらはまだ冬ですが,芝生が青々とした美しいグラウンドでした.

 
 
 

 本日分は以上です.生徒の笑顔から,環境にだいぶ慣れてきたことがわかります.

【第4日】8月21日(木)
 語学研修もまもなく折り返し点に到達します.生徒はオーストラリア人のバディに物怖じしないで英語でどんどん話しかけており,たった数日間にも関わらず,大きく成長している姿を見ると,本当に驚かされます.

 さて,この日は最初に,シェントンカレッジ校長のモーガン先生が生徒と懇談する時間をとってくださいました.教育について,学校のあり方について熱く語り,生徒もよく耳を傾けていました.また生徒の質問にきちんと答えてくださり,最後には生徒と記念撮影に応じてくださる,気さくな校長先生でした.

 
 

 また,モーガン先生から本校校長に記念品をいただきました.シェントンカレッジをイメージした,手作りのガラスの盾です.



 その後,午前中は本校生徒のために企画された,バッジ作り,科学,手話の特別授業に参加しました.化学の時間は,視覚的にわかりやすい授業でした.手話の時間では,国によって違う手話の表現方法をふまえ,誰でもわかりやすく身振り手振りで表現することの大切さを学びました.

 
 
 
 

 なお,シェントンカレッジには,耳の聞こえない人たちへの支援を行う教育センターも設置されており,手話の授業はその先生が担当しました.

 この日の午後は,学校を離れて,パースの名所キングズパークでシェントンの生徒と過ごしました.前日に一緒に楽しい時間を過ごしましょうという招待状をくれた12年生です.一緒に記念撮影をしたあと,お昼を一緒に食べました.

 
 

 その後,原住民アボリジニを祖先に持つ方がキングズパークの一部を案内してくださいました.説明の英語は難易度が高いものでしたが,原始的な道具やカンガルー皮の上着など,実物を使った説明は興味深いものでした.
 

 最後は何度かにわか雨に遭いましたが,基本的には快適に過ごしています.こちらは最高気温が22度ぐらいで,昼間は湿度も低くさわやかです.

【第5日目】8月22日(金)
 オーストラリア滞在も4日目になりました.まだ4日目かと思うくらい充実した研修を行っています.生徒は前から友達だったかのように,自然な顔でシェントンカレッジの生徒と過ごしています.もちろん,彼らの英語にはまだ向上の余地がありますが,バディや友達の顔をしっかり見ながら,しっかり反応しています.男子生徒は,美しい芝生のグラウンドで,昼休みに一緒になってサッカーをやっている者もいます.

 本日は1時間目に昨日一緒にキングスパークを歩いた12年生の観光学 (Tourism) の授業に,2時間目は 演劇 Drama のクラスに参加しました.観光学の生徒たちは,昨日一緒にキングスパークで学んだことなどを生かせるクイズ(プリント)を数種類用意してくれました.2時間目は,場所は演劇授業用のスタジオでしたが,内部装置が調整中だったこともあり,シェントンと日本の生徒が一緒になって動き回って遊べるアクティビティ(フルーツバスケットなど)を用意してくれました.英語を使いながら,生徒は楽しく走り回っていました.

 
 

 3,4時間目は,今回の研修をシェントンカレッジの方で担当してくださったプール先生の日本語授業に参加しました.3時間目は11年生と,英語と日本語のそれぞれで紛らわしい発音の区別や俗語を学んだ後,外に出て food tasting と称して,生徒が持ち寄ってくれたオーストラリアのお菓子を食べました.4時間目は,当初の予定からは急遽変わったもので,10年生とスポーツなどをしながら,木陰で楽しく交流しました.

 
 
 
 


 本日最後は図書館見学で,図書館担当の先生から様々なクイズを出してもらいました.右下の写真は,オーストラリア国歌の穴埋めクイズで,イチカシの生徒はバディの生徒に一生懸命聞いて,完成していました.

 

 本日の授業はこれで終了です.帰り際には,生徒たちは一緒に買い物に行こう,ビーチに行こうなどと週末の予定を,ホストの生徒を交えていろいろ考えていました.よい週末になるといいですね.

【第6~7日目】8月23日(土)~24日(日)
 週末のため,学校はお休みです。生徒はホストファミリーと共に過ごしました。

【第8日目】8月25日(月)
 週末は基本的にホストファミリー宅で,英語のみを使用しました。日本語なしの2日間です。ホストと楽しく過ごせたかどうかを引率職員が確認したところ,生徒からは弾けるように報告がありました。ビーチに,買い物に,あるいはロットネスト島に行ったよと,楽しそうに話してくれました。英語漬けだったはずですが,全く苦にならなかったようです。

 さて,本日はシェントンカレッジで丸々1日を過ごせる最後の日です。最初は中学部の方に参加しました。1時間目は「人文社会」 Humanities and Social Studies の授業です。封建制度における賦課(課税)について,マーブルチョコを使って視覚的にわかりやすく説明していただきました。

 

 小休憩に続けて,高等部の数学に参加しました。数学とは言っても,皆で話しながら取り組めるように,今回は特別に内容を Puzzle (頭の体操)にしていただきました。本校生徒は,頭をフル回転させ,ペアになった生徒にいろいろ尋ねていました。

 
 

 オーストラリアの学校には,午前中に一度 Morning Tea の時間があり,生徒はおやつを食べて小休憩します。本校生徒も,ホストファミリーに持たせてもらったものや売店で売っているもので小腹を満たします。
 下の写真の左側の生徒は,ふざけてしかめ面をしているのであって,味が口に合わないというわけではありません(もしそうなら,半分も食べていません)。



 生徒からは,オーストラリアにずっといたい,帰りたくないという声が聞かれるようになりました。それにタイミングを合わせるかのように,次の時間は,英語ではがきを書いて日本に送ろうという内容でした。ここでの楽しい日々を振り返りながら,思いを込めて記していました。

 

 午前中最後の時間は,木工 Woodwork でした。このクラスでは,手作りでミニチュアの車を作り,圧縮炭酸ガスが吹き出す力で20mの距離を出来るだけ早く(1秒以内に)到達させようというプロジェクトに取り組んでいました。オーストラリア全国の学校を対象に行われるコンテストに今年も参加するそうで,昨年は全国6位,その前は4位だったそうです。本校生徒もより良いデザインを一緒に考えてくれるよう依頼され,新幹線などを参考にいろいろ考えていました。炭酸ガスの推進力はかなり強く,試しに発射したときには,驚きで本校生徒は歓声を上げていました。

 
 

 昼食の後は,今晩行われるさよならパーティの出し物の準備や打ち合わせをしました。日本にいたときよりずっと動きも声の大きさも良くなりましたが,さあ,本番はうまくいくでしょうか?

 

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 昼間の授業を終えた後,6時頃からさよならパーティ Farewell Party を行いました。シェントンカレッジ校長先生などのご挨拶をいただいた後,本校生がちょっとした出し物を行いました。最初に市立柏高校校歌斉唱,続いて英語落語,そして歌の上手な生徒が「演歌」を披露しました。

 
 

 英語落語は,一人で全てを演じるのは難しいので,生徒が分担して英語を発表しましたが,最初の人物紹介から笑いが出るなど,とても好評でした。演歌は,その堂々とした歌いぶりにどよめきが起き,大きな拍手が送られていました。

 引き続き,生徒一人一人とホストファミリーが前に出て,お互いに感謝の言葉を述べ合いました。中には涙が止まらずに言葉が途切れたり抱き合ったりする場面もあり,感動的な光景でした。

 
 
 
 
 
 


 引率職員および代表生徒が感謝のスピーチをしたあと,懇談の時間になりました。引率職員は,ホストした生徒が大変良い子だったと,代わる代わるホストファミリーから直接感想をいただきました。また,本校生徒も実に楽しそうでした。この研修の実施には,本当にたくさんの準備が必要でしたが,全てが報われたように思えたひとときでした。

 

 明日はいよいよ出発です。生徒は帰りたくない,ホストファミリーはもっとうちにいて欲しいと口々に言っています。

【第9~10日目】8月26日(火)~27日(水)
 いよいよ研修も最終日になりました。生徒はスーツケースを持って登校しましたが,たくさんのお土産を詰めるのに大変だったようです。スーツケースの上に乗ってやっとのことで閉めた,という生徒もいました。

 さて,出発の前に,本校生徒は研修期間で最後の授業に参加しました。最初は中等部の地理の授業に,続いて演劇の先生が本校生徒向けに行ってくれた特別授業に参加しました。中等部(9年生)ではオーストラリアの地理や人口分布について,周りの生徒にいろいろ聞いてプリントに記入しました。演劇の授業では英語の指示に従い,全身を使って,出された課題を表現していました。とても楽しめたようです。

 
 

 
 

 そして,いよいよ出発です。記念撮影をして,バスに乗車です。名残惜しそうに,いつまでも手を振っていました。

 

 生徒にこの研修の感想を尋ねたところ,楽しかった,期間が短かった,帰りたくなかったなどの声ばかりでした。日本とオーストラリアは文化や言語など様々に異なります。しかし,ホストファミリーや学校で暖かく接してもらい,また一生懸命に英語を使って理解し合うことで,日本人も外国人も人間としてはもっと大切な「共通点」の方が多いのだ,そして良い友達になれるのだ,ということを理解したようです。また,生徒の英語コミュニケーション能力は,間違いなく飛躍的に向上しました。この研修は,確かに大きな成果があったと言えます。
 あと1ヶ月後には,今度はシェントンカレッジから生徒がやってきます。自分たちがオーストラリアで迎えてもらった時以上に,大きく温かい気持ちで歓迎し,大切なひとときを過ごして欲しいと思います。

 この研修の実施に際して,保護者の皆様をはじめ,多くの方々のご支援をいただきました。ありがとうございました。今後も本校の教育活動にご協力いただけますよう,どうぞよろしくお願いいたします。